
ゴルフに誘われたけど、行きたくないなぁ
「今週末コンペがあるから来てくれよ」上司にそう声をかけられた瞬間、心の中で「気が重いな……」とため息をついた経験はありませんか。
会社のゴルフコンペは、友人からの誘いと違って断りにくいものです。とはいえ、興味がないことや、貴重な休日をゴルフに使いたくない気持ちを我慢し続ける必要はありません。
この記事では、会社のゴルフコンペや友人からのお誘いを、角を立てずに断るための考え方と例文を、メール・電話・LINE編に分けて紹介します。強要された場合の対処法もあわせて解説するので、参考にしてください。
ゴルフに行きたくない理由

ゴルフは、日本においても人気のあるスポーツのひとつです。
しかし、一方で「ゴルフに行きたくない」という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ゴルフに行きたくない理由を考えてみましょう。
お金がかかる
ゴルフは、プレー代、クラブやボールなどの用具代、ウェアやシューズの購入代など、さまざまな費用がかかります。
プレー代は、ゴルフ場によって異なりますが、1ラウンドあたり数万円かかるのが一般的です。
また、会員制のゴルフ場では、入会金や月会費などの費用もかかります。
クラブやボールなどの用具もそれなりの費用がかかり、ウェアやシューズもゴルフ用のものを選ぶとそれなりの費用がかかります。
このように、ゴルフはお金がかかるスポーツであると言えます。
そのため、お金に余裕がない人や滅多にゴルフをしない人にとっては、行きたくない理由となるでしょう。
下手で楽しくない
ゴルフは、ある程度の技術や経験がないと、なかなか楽しむことができません。
ボールを飛ばすためのスイングや、ボールをコントロールするための技術が必要です。
と、それ以前にボールに当てることすら難しいはずです。
そのため、最初はなかなかうまくいかず、楽しめない人が多いと言えるでしょう。
特にゴルフコンペのように人と競う場合は、行きたくないでしょう。
ルールやマナーを知らない
ゴルフには、複雑なルールやマナーが存在します。
ルールを知らないままゴルフ場に行くと、他のプレーヤーに迷惑をかけてしまう可能性があります。
また、マナーを守らないと、周囲から白い目で見られることもあるでしょう。
ルールやマナーを学ぶには、ゴルフスクールに通ったり、ゴルフの教本を読んだりするのが効果的です。
友人と遊びで行くならいいかも知れませんが、ゴルフコンペのような大会だと、ルールやマナーを知らないと行くのは気が引けるでしょう。
体力を使うから
ゴルフは思っている以上に体力を使うスポーツで、18ホールを回ると、歩く距離はコースのレイアウトやプレースタイルによって異なりますが、平均7~8キロ程度になります。
また、スイングやパッティングにもそれなりの体力や筋力が必要です。
しかし、体力に自信がない人でも、カートを利用したりプレー時間を短くしたりすることでゴルフを楽しむことができます。
他のやりたいことがある
ゴルフは、1ラウンドに3~4時間程度かかります。
また、ゴルフ場に行くためには交通費やゴルフ場の利用料などがかかりますし、ゴルフ場に行くまでも数時間かかる場合もあります。
そのため、ゴルフをする代わりに、他のことに時間を使いたいと思う人もいるでしょう。
家族・子供との時間を優先したい
ゴルフは休日や祝日に行われることが多いです。
そして日帰りでもほぼ丸一日使ってしまいますし、遠方であれば泊まりがけの場合もあります。
そのため、子供と過ごす時間が少なくなってしまいます。
休日は家族や子供との時間を優先したい人は、行きたくないと思うでしょう。
とにかく面倒臭い
ゴルフはゴルフクラブやボールなどの道具を用意したり、ゴルフ場までの移動時間があったりと、準備や手間がかかるスポーツです。
また、ゴルフ場では服装やマナーなどにも気を遣わなければなりません。
そのため、ゴルフに行くのは、面倒臭いと思う人も多いのではないでしょうか。
会社のゴルフコンペとは?

会社のゴルフコンペとは、社員同士や取引先との親睦を深めるために開催されるゴルフ大会です。
会社のイベントとして開催されることが多いですが、個人的な付き合いで開催されることもあります。
ゴルフコンペには、競技方法や賞品などによってさまざまな種類があります。
参加者のレベルや目的に合わせて、適切なコンペを選ぶことが大切です。
ゴルフコンペの種類
ゴルフコンペは以下のような種類があります。
- オープンコンペ:誰でも参加できるコンペです。ゴルフ場が主催することが多いですが、企業や団体などが主催することもあります。参加費は比較的安価で、初心者でも気軽に参加することができます。
- プライベートコンペ:個人やグループが主催するコンペです。ゴルフ仲間や会社関係者、親族など、特定の人たちを対象にしています。参加費はオープンコンペよりも高額になる場合が多いですが、参加者同士の親睦を深めるのに最適です。
- 競技コンペ:スコアを競うことを目的としたコンペです。ストロークプレーやマッチプレーなど、さまざまな競技方式があります。優勝者には豪華な賞品が贈られることもあります。
- 親睦コンペ:ゴルフを通じて親睦を深めることを目的としたコンペです。競技性よりも、参加者同士の交流を重視しています。景品や賞品はあっても、それほど豪華なものではありません。
- チャリティコンペ:収益を社会貢献のために寄付することを目的としたコンペです。参加費が高額になる場合が多いですが、参加することで社会貢献に貢献することができます。
- イベントコンペ:ゴルフをきっかけに、さまざまなイベントを楽しむことを目的としたコンペです。ゴルフのほかにも、食事会やパーティー、抽選会などが行われることもあります。
- 企業コンペ:企業が社員の親睦を深めたり、営業活動の一環として行ったりするコンペです。参加費は企業が負担する場合が多いです。
- 接待コンペ:取引先や顧客との接待を兼ねて行われるコンペです。参加費は企業が負担する場合が多いです。
- 団体コンペ:ゴルフサークルやゴルフ部など、団体が主催するコンペです。参加者は同じ団体に所属している人がほとんどです。
競技方法
ゴルフコンペの競技方法は以下のような種類があります。
- スクラッチプレー:ハンデなしのルールで行われます。各ホールのスコアを合計して、最も少ないスコアを出した人が優勝します。
- ストロークプレー:ハンデなしのルールで行われることもありますが、多くの場合、ハンデを加味してネットスコアで順位を決めます。
- マッチプレー:各ホールで、1ホールごとに勝敗を決めて、最も勝利数の多い人が優勝します。ハンデを加味して行う場合もあります。
- ハーフストロークプレー:ストロークプレーとマッチプレーを組み合わせた方式です。各ホールのスコアを合計して、最もスコアの少ない人が優勝します。ハンデを加味して行う場合もあります。
- ネットプレー:ハンデを加味して、最も少ないスコアを出した人が優勝します。
- ハンデプレー:スクラッチプレーとネットプレーの中間的なルールです。ハンデを加味したスコアで競いますが、スクラッチよりはハンデの幅が狭くなります。
- コンビネーションプレー:2人1組のチームで競う方式です。各ホールで、チームの合計スコアの少ないチームが勝利します。
- スクラッチベストボールプレー:4人1組のチームで競う方式です。各ホールで、チームの4人の中から最も良いスコアを出したスコアが、チームのスコアとなります。
- ベストボールプレー:4人1組のチームで競う方式です。各ホールで、チームの4人の中から最も良いスコアを出した4つのボールを持ち帰り、その合計スコアが、チームのスコアとなります。
- フォーサムプレー:4人1組のチームで競う方式です。各ホールで、チームの4人が1つのボールを持ち回ってプレーし、その合計スコアが、チームのスコアとなります。
- フォーボールプレー:4人1組のチームで競う方式です。各ホールで、チームの4人がそれぞれボールを打ち、その中から最も良いスコアと最も悪いスコアを除いた2つのスコアの合計が、チームのスコアとなります。
- オネストジョンプレー:プレー前に自分の予想スコアを決め、プレー後の実際のスコアが予想にどれだけ近かったかを競う方式です。
- タイブレーク:コンペの途中で、同スコアのプレーヤーが出た場合に行う、スコア差をつける競技です。
- エンジョイプレー:スコアや順位を競うのではなく、ゴルフを楽しむことを目的とした競技です。
賞について
ゴルフコンペでは、上位入賞者や特別賞などに賞品が贈られます。
賞品は、ゴルフ用品やお酒、旅行券など、さまざまなものが用意されています。
賞品は、参加者のモチベーションを高めるため、豪華なものを用意するのが一般的です。
また、上位入賞者だけでなく、参加者全員に景品が贈られることもあります。
ゴルフコンペでは、以下の賞が用意されていることが多いです。
定番の賞
- 優勝賞
- 準優勝賞
- 3位賞
- ニアピン賞
- ドラコン賞
- バーディー賞
- イーグル賞
ユニークの賞
- 猛打賞:最もグロススコアが多かった人
- 最多OB賞:最もOBの数が多かった人
- 池ポチャ賞:最も池に打ち込んでしまった回数の多い人
- 大波賞:前半より後半のスコアが良く、スコアの差が最も大きい人
- 小波賞:前半より後半のスコアが良く、スコアの差が最も小さい人
- さざ波賞:前半と後半のスコアが全く同じ人
- 飛賞:5位や10位など、キリのいい順位の人に贈られる賞
- ノストラ賞:事前に自分のスコアを宣言し、それに最も近いスコアを出した人に贈られる賞
会社が休みの日に開催が一般的
ゴルフコンペは会社やサークル、友人同士など、複数人でゴルフを楽しむイベントです。
そして開催日については、会社が休みの日に開催するのが一般的です。
ゴルフ場が遠方であることが多く、プレー時間がかかることもあり、仕事帰りに行くカラオケやボーリングのようにサクッとはできないからです。
基本的には日帰り
ゴルフコンペは、参加者の負担を少なくするために、基本的には日帰りで開催されます。
そこに、宿泊や移動などの負担を加えてしまうと、参加者が楽しめなくなってしまうからです。
もちろん、宿泊を伴うゴルフコンペも開催されています。
しかしそのようなコンペは、会社のイベントや特別な記念イベントなど、特別な場合に限られています。
日帰りゴルフコンペの場合、ゴルフ場への移動は、電車やバスなどの公共交通機関を利用するのが一般的です。
また、ゴルフ場の近くに宿泊施設があれば、そちらに泊まってからゴルフを楽しむのもおすすめです。
会社のゴルフコンペに行きたくない理由

会社のゴルフコンペは、社員同士の交流や親睦を深める目的で行われることが多いイベントです。
しかし、中にはゴルフコンペに行きたくない人もいるのではないでしょうか。
ここでは、会社のゴルフコンペに行きたくない理由について、3つのポイントから解説します。
ゴルフ未経験だから
ゴルフは、ある程度の経験と技術がないと、楽しめないスポーツです。
そのため、ゴルフ未経験の人にとっては、ただの遊びではない大会であるゴルフコンペに参加するのはハードルが高いと言えるでしょう。
ゴルフコンペでは上級者との差が大きく、楽しめないのではないかと不安に思う人もいるかもしれません。
また、ゴルフのルールやマナーを知らないために、周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと心配する人もいます。
貴重な休日に行きたくない
ゴルフコンペは、土日祝日などに開催されることが一般的です。
そのため、ゴルフコンペに参加するためには、貴重な休日を割かなければなりません。
また、朝早くから夕方までと長時間にわたって行われることもあります。
仕事で忙しい人にとっては、休日はゆっくりと休息をとりたいものです。
仕事の一部に感じるから
ゴルフコンペは、社員同士の交流や親睦を深める目的で行われることが多いイベントです。
そのため、会社から参加が求められる場合があります。
このような場合、ゴルフコンペが仕事の一部のように感じてしまい、参加することにためらう人もいるかも知れません。
また、ゴルフコンペの成績が評価につながるのではないかという、不安を感じる人もいます。
ゴルフを断る時の注意点

ゴルフを断るときには、いくつかの注意点があります。
「ゴルフクラブを持っていない」は通用しない
ゴルフの誘いを断る時に、よく使われる理由のひとつが「ゴルフクラブを持っていない」というものです。
しかし、ゴルフクラブはレンタルすることもできるので、この理由は通用しません。
むしろゴルフクラブを持っていないことを理由に断られると、誘った側は

せっかく誘ったのに、その程度の理由で断られるなんて。
と、不快に思うかもしれません。
一度参加したら断りにくくなる
一度ゴルフに参加してしまうと、相手から「また一緒に行こう」と誘われる可能性が高くなります。
そのため、最初から行きたくない場合は、最初にしっかりと断ることが重要です。
ゴルフのお誘いに対して角が立たない断り方の例文【コンペでも使える】

ゴルフに誘われたときは、相手への感謝を伝えつつ、できるだけ丁寧に断ることが角を立てないコツです。ここでは、伝える手段別に使える例文を紹介します。
メール編:上司・取引先など目上の相手を断るとき
上司や取引先など目上の相手には、メールで丁寧に断るのが基本です。感謝の言葉と、次につながる一言を添えましょう。取引先とのゴルフコンペで気が重い場合は、取引先の接待・会食の誘いを角が立たない断り方で紹介している考え方も応用できます。
💬 例文(持病を理由に断る場合)
「ゴルフのお誘い、ありがとうございます。とても嬉しいのですが、持病の都合でゴルフをすることができません。またの機会がございましたら、ぜひご一緒させてください。」
持病を理由にする場合、事実でなければ後々信用を失うことがあるため、嘘の理由として使うのは避けましょう。
💬 例文(家族との時間を理由に断る場合)
「お誘いいただきありがとうございます。今は家族との時間を優先したく、今回は辞退させていただきます。また機会があれば、ぜひご一緒させてください。」
電話編:急な誘いをその場で断るとき
電話で急に誘われた場合は、その場で即答せず、感謝と理由を簡潔に伝えるのがポイントです。実際のやり取りをイメージしてみましょう。
🗣️相手「来週の土曜、コンペがあるんだけど一緒にどう?」
🙂自分「お誘いありがとうございます!ただ来週はあいにく予定が入っておりまして……また機会があればぜひお願いします。」
電話は言葉のトーンが伝わりやすい分、間を置きすぎると気まずくなります。断る理由を事前に一つ決めておくと、慌てずに対応できます。
LINE・社内チャット編:同僚や友人からの誘いを断るとき
同僚や友人からのカジュアルな誘いには、LINEやチャットで気軽に、それでいて失礼のない言葉で断ります。
💬 例文(金銭的な理由を伝える場合)
「誘ってくれてありがとう!でも今ちょっと金欠で、、また今度誘ってもらえたら嬉しいです!」
💬 例文(未経験でコンペに気後れしている場合)
「お誘いうれしいです!ただまだゴルフ始めたばかりで、コンペだと皆さんに迷惑かけちゃいそうで……もう少し経験積んでから参加させてください!」
「仕事が忙しい」という理由は、同じ職場の人が相手だと嘘がバレやすいので、使うときは慎重に判断しましょう。また、一度使った理由は同じ相手に何度も繰り返さないことも大切です。
「ゴルフは仕事の一環だから参加しろ」と強要された時の対処法

ゴルフは、ビジネスシーンで頻繁に用いられる社交ツールです。
そのため、上司や先輩から「ゴルフは仕事の一環だから参加しろ」と言われることも少なくありません。
しかし、ゴルフが苦手な人や、そもそもゴルフをやりたくない人にとってはこの言葉は大きなプレッシャーとなります。
そこで、今回は「ゴルフは仕事の一環だから参加しろ」と言われた時の対処法をご紹介します。
なぜゴルフに参加する必要があるのか理解する
まず、なぜゴルフに参加する必要があるのか、その理由を理解することが大切です。
ゴルフに参加する理由は、大きく分けて以下の3つです。
- 仕事の取引先や顧客との親睦を深める
- 上司や先輩との人間関係を構築する
- 仕事のスキルや知識を向上させる
上司や先輩から「ゴルフは仕事の一環だから参加しろ」と言われた場合、これらの理由のいずれかに当てはまると考えられます。
ゴルフに参加するメリットとデメリットを検討する
ゴルフに参加するメリットとデメリットを検討することも重要です。
メリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 仕事の取引先や顧客との親睦を深め、ビジネスチャンスを広げられる
- 上司や先輩との人間関係を構築し、職場での居心地を良くできる
- 仕事のスキルや知識を向上させ、キャリアアップにつなげられる
デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- ゴルフの費用や時間がかかってしまう
- ゴルフが苦手な場合は、プレイを楽しむことができず、ストレスになってしまう
メリットとデメリットを比較検討し、参加するかどうかを決めましょう。
上司や先輩に参加の意思を伝える
メリットとデメリットを検討した上で、参加する意思がある場合は、上司や先輩に伝えましょう。
その際は、以下の点に注意しましょう。
- ゴルフに参加・欠席する理由を明確に伝える
- ゴルフが苦手な場合は、その旨を正直に伝える
- ゴルフに参加するための準備をしていることを伝える
参加できない場合は、代替案を提案する
参加する意思がない場合は、代替案を提案しましょう。
例えば、以下のような代替案が考えられます。
- ゴルフ以外で、取引先や顧客との親睦を深める機会を設ける
- 上司や先輩と、仕事以外の話をする時間をつくる
- ゴルフのレッスンを受けて、ゴルフのスキルを向上させる
代替案を提案することで、上司や先輩の理解を得やすくなるでしょう。
それでも強要された場合
ゴルフの強要をされた場合、以下の対処法が考えられます。
- 上司に直接、断る。
- 上司の指揮命令権の濫用であることを指摘する。
- 労働組合や人事部に相談する。
直接上司に断る場合は、毅然とした態度で断ることが大切です。
また、上司の指揮命令権の濫用であることを指摘する場合は、労働基準法や労働契約法などの法令を根拠に説明するとよいでしょう。
労働組合や人事部に相談する場合は、事実を正確に伝え、被害を受けていることを証明できる資料を用意しておくとよいでしょう。
会社の誘いを断りにくいと感じるのはゴルフに限った話ではありません。飲み会など上司からのしつこい誘いの上手な断り方も参考にすると、上司との距離感を保つヒントが見つかります。
ゴルフの強要はパワハラ!

ゴルフは、ビジネスシーンにおいても親睦や接待の場として用いられることが多いスポーツです。
しかし、会社で上司から部下に対してゴルフへの参加を強要することは、パワハラに該当する可能性があります。
ゴルフの強要がパワハラに該当する理由
ゴルフの強要がパワハラに該当する理由は、以下の3つが挙げられます。
- 強要の対象となる部下は、上司の指揮命令に従わざるを得ない立場にある。
- ゴルフは、費用や時間の負担が大きい娯楽である。
- ゴルフの強要は、部下のプライベートや家族生活にまで影響を及ぼす可能性がある。
まず、ゴルフの強要は、上司の指揮命令権の濫用に当たると考えられます。
上司は部下の業務を命令する権限はありますが、部下のプライベートにまで介入する権限はありません。
ゴルフの強要は、部下の自由な時間や趣味を侵害する行為であり、指揮命令権の濫用に当たる可能性があります。
次に、ゴルフは費用や時間の負担が大きい娯楽であるため、強要は部下の経済的・精神的負担を増加させる行為となります。
ゴルフの費用はプレー代だけでなく、交通費や宿泊費もかかる場合があります。
また、ゴルフは1日がかりで行うことが多いため、部下のプライベートや家族生活にまで影響を及ぼす可能性があります。
ゴルフに興味や関心がない部下にとっては、ゴルフの強要は、苦痛や疎外感を与える行為となる可能性があります。
ゴルフの強要をなくすために
ゴルフの強要をなくすためには、企業や社会全体の意識改革が必要です。
企業は就業規則や社内規定に、ゴルフの強要を禁止する規定を設けるなど、従業員の権利を保護するための取り組みを進めることが大切です。
また、社会全体においても、ゴルフの強要はパワハラに該当する可能性があるという認識を広めることが重要です。
ゴルフは、ビジネスシーンにおいても親睦や接待の場として用いられることが多いスポーツです。
しかし、ゴルフの強要は部下の権利を侵害する行為であり、パワハラに該当する可能性があることを認識しておくことが大切です。
職場での参加強要は、ゴルフだけでなく飲み会の場でも起こりがちです。アルハラ対策!会社の飲み会でのお酒の上手な断り方もあわせて確認しておくと、いざという時に対処しやすくなります。
角を立てずに関係を保つポイント
ゴルフの誘いを断った後も、相手との関係を良好に保つためにできることがあります。以下のポイントを意識してみましょう。
- お誘いへの感謝を最初に一言添える
- 理由は詳しく話しすぎず、簡潔に伝える
- 「またの機会に」など次につながる言葉を添える
- 一度使った理由は同じ相手に何度も使わない
- 直接顔を合わせたときに、改めてお礼を伝える
特に会社関係の相手には、断ることそのものよりも「断り方」が今後の人間関係を左右します。感謝と次への含みを忘れずに伝えましょう。
まとめ:行きたくないゴルフはキッパリと断ろう!

会社のゴルフコンペは仕事の一部のように感じられ、断りにくいと思う人も多いでしょう。しかし、一度参加すると次回以降もメンバーとして数えられてしまうことが多いため、行きたくない場合は最初にきっぱりと、かつ角が立たないように断ることが大切です。
今回紹介したメール・電話・LINEの例文を参考に、自分の状況に合った断り方を選んでみてください。もし上司や先輩からの誘いが度重なる強要になっていると感じたら、一人で抱え込まず、人事部や労働組合に相談することも検討しましょう。
