お盆玉をあげたくない時の断り方|例文4選

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お盆に親戚が集まる場で、甥っ子や姪っ子から「お盆玉ちょうだい」と当たり前のように言われて、とっさに対応できず困った経験はありませんか。

お盆玉はもともと地域や家庭ごとに渡すかどうかが分かれる比較的新しい習慣で、必ず用意しなければならない決まりごとではありません。それでも、いざその場で今年はやめたいと切り出すのは気まずく、今後の親戚付き合いを考えると強く断りにくいと感じる方も多いはずです。

この記事では、お盆玉を渡したくない、または今年から見送りたいと感じたときに、関係を壊さずに伝えられる言い方や例文を、メール・電話・LINEの3つの場面別に紹介します。事前の一言や代替案の出し方もあわせて解説するので、今年のお盆から実践してみてください。

お盆に集まる祖父母と孫
お盆玉は渡すかどうか家庭ごとに考え方が分かれる習慣です
目次

なぜお盆玉は断りにくいのか

お盆玉は、子どもの側からすれば毎年もらえるお小遣いとして定着している場合があり、渡す側だけの都合でいきなりやめると角が立ちやすいものです。とくに他の親戚が渡している中で自分だけやめると、子ども本人だけでなくその親からも不満に思われないか気になってしまいます。

そもそもお盆玉はもともと一部地域で使われていた言葉で、2010年代に文具メーカーが専用のポチ袋を発売したことをきっかけに全国的に知られるようになった、歴史の浅い習慣です。家庭や地域でルールが統一されていないからこそ、渡す渡さないの判断に迷いやすいという背景があります。

ありがちなNG例1:黙って渡すのをやめてしまう

何も告げずにその場でお盆玉を渡さないと、子どもに気まずい思いをさせるだけでなく、相手の親にも「今年は忘れられた」「意図的に避けられた」と受け取られてしまう可能性があります。理由が伝わらないと、悪気がなくても関係がぎくしゃくする原因になりかねません。

ありがちなNG例2:その場で感情的に断ってしまう

子どもたちが集まっている目の前で「今年からお盆玉はナシだから」と急に言い切ってしまうと、子どもをがっかりさせるうえに、相手の親にも唐突な印象を与えてしまいます。事前の相談なしに当日いきなり伝えるのは、たとえ理由が正当でも避けたい進め方です。

角が立たないお盆玉の断り方と例文

大切なのは、当日いきなり伝えるのではなく、お盆に集まる前のタイミングで、子どもの親にあたる兄弟姉妹や親戚に一言相談しておくことです。ここでは連絡手段別に、そのまま使える例文を紹介します。

メール編

あらたまった連絡がしやすい相手には、お盆前にメールで事情を伝えておくと、当日を穏やかに迎えられます。理由を簡潔に添えつつ、子どもへの気遣いも一言加えるのがポイントです。

💬 例文

「急なご連絡失礼します。実は今年から、お盆玉について私自身も家計の見直しをしていて、恐れ入りますが控えさせていただこうと思っています。〇〇ちゃんには申し訳ないのですが、また会える時に別の形でお祝いできればと思っていますので、ご理解いただけると嬉しいです。」

電話編

普段からよく話す間柄の親戚なら、電話で直接伝えたほうが誠意が伝わりやすい場合もあります。声のトーンを柔らかく保ちながら、あくまで自分側の事情として話すのが角を立てないコツです。

💬 例文

「もしもし、お盆前にちょっとだけ話しておきたくて。実は今年からお盆玉は控えようと思っていて、〇〇ちゃんにはお小遣いじゃなくて、会った時に一緒に遊ぶ時間で埋め合わせできればなって。急な話でごめんね。」

🗣️相手「え、そうなの?子どもがっかりしちゃうかな…」

🙂自分「そうだよね、ごめんね。その分、お盆に会った時は一緒に花火したり、ちょっとしたお菓子は持っていくつもりだから、それで勘弁してもらえたら嬉しいな。」

LINE・チャット編

普段の連絡がLINEで完結している相手には、軽すぎず堅すぎない文面が向いています。スタンプや絵文字を一つ添えると、事務的な印象を和らげられます。

💬 例文

「お盆前に一つ相談があって、今年からお盆玉はお休みさせてもらおうと思ってます🙏 その代わり、会ったときに好きなお菓子でも買っていくので、〇〇ちゃんに伝えておいてもらえると助かります。」

お盆玉の代わりに何か用意したい場合は、会った時に一緒に楽しめる品を選ぶと、金銭のやり取りをせずに気持ちを伝えやすくなります。

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対面でその場に聞かれた時の切り返し方

事前に伝える機会がないまま、当日子どもや親戚から直接「お盆玉は?」と聞かれてしまうこともあります。その場で結論を急がず、後日改めて説明する形にすると角が立ちにくくなります。

💬 例文

「ごめんね、今年は準備が間に合わなくて。落ち着いたらまた〇〇ちゃんのお母さんに連絡するね。」

関係を良好に保つためのポイント・注意点

お盆玉をやめる際は、他の慣習の終わらせ方も参考にすると気持ちが整理しやすくなります。たとえば毎年のお小遣いをやめる考え方はお年玉を辞退・あげない時の断り方とも共通する部分が多く、年始の慣習を見直す年賀状じまいのやめ方も同じように「感謝を伝えつつ形を変える」発想が役立ちます。

また、お盆玉だけでなくお盆の帰省や親戚の集まり自体を断りたいと感じている場合は、あわせてそちらの伝え方も確認しておくと、お盆全体の負担を無理なく減らせます。

以下のポイントを押さえておくと、お盆玉をやめる際も関係をこじらせずに伝えられます。

  • お盆の当日ではなく、集まる前に一言相談しておく
  • 「今年から」ではなく「今年は」など、絶対的な表現を避けて余地を残す
  • 子ども本人への配慮も一言添える(会った時に一緒に遊ぶ、お菓子を渡すなど)
  • 相手の家庭がお盆玉を渡す場合は、それを否定するような言い方をしない
  • 毎年ではなく数年に一度など、渡し方を見直す選択肢もあることを伝える

特に大切なのは、相手の家庭のやり方を否定しないことです。あくまで自分側の事情として伝えれば、相手も無理に説得しようとせず、すんなり受け入れてもらいやすくなります。

また、兄弟姉妹で複数の家庭に子どもがいる場合は、誰か一人が独断で始めるより、事前に相談して足並みを揃えるほうが角が立ちにくくなります。「今年はうちも控えようと思うんだけど」と一声かけるだけで、相手も納得しやすくなります。

夏の家族団らんの様子
お金の有無に関わらず、親戚との時間そのものを大切にしましょう

まとめ

一度控えたからといって、来年以降もずっと渡せないわけではありません。家計や親戚づきあいの状況は年々変わるものなので、状況が落ち着いたタイミングでまた再開しても何の問題もありません。

お盆玉は必ず渡さなければならない習慣ではなく、家庭の事情に応じて見直しても問題ありません。大切なのは、当日いきなり伝えるのではなく事前に一言相談し、子どもへの気遣いや代わりの形を添えて伝えることです。今年のお盆は、無理のない範囲で自分たちに合ったやり方を、早めに一言伝えることから始めてみましょう。

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