
中学校・高校のPTA役員やりたくないなぁ
中学生や高校生の子供がいると避けられないのが“PTA”という存在。
そしてPTA役員になるとどんな仕事があるかご存知でしょうか?
しかしこのPTA役員を断りたいと思う人もいると思います。
そこで今回はPTAについての解説と、PTA役員の上手で角が立たない断り方を解説していきます。
PTAとは?


PTAとはParent-Teacher Associationの略で、学校の教育活動を支援し地域社会の教育活動にも貢献するために、保護者と教職員が協力して学校の運営や教育活動を支える組織です。
日本では1947年の学制改革以降、全国の公立小中学校にPTAが設置されています。
そしてPTAは、会員の中から選出された役員が中心となって運営を行っています。
役員には以下のような役職があります。
- 会長
- 副会長
- 会計
- 書記
- 監査役
- 総務委員長
また、専門委員会には以下のような委員があります。
- 学年・学級委員
- 文化委員
- 広報委員
- 地区委員
- ベルマーク委員
- 給食委員
- 保健委員
- 防災委員
- 交通安全委員
PTAの年間スケジュールは学校によって多少異なる場合がありますが、一般的には以下のような流れで活動が行われます。
- 4月:総会や役員会を開き、新年度の活動計画を決定
- 5月以降:学校行事や地域行事の運営、学校環境の整備、子どもたちの学習や生活のサポートなどの活動
- 2月から3月:総会や役員会を開き、本年度の活動報告と来年度の役員選出
PTAの仕事


PTAの仕事は、大きく分けて「学校行事の運営」「学校生活のサポート」「地域との交流」の3つに分けられます。
学校行事の運営
PTAの最も重要な仕事の一つが、学校行事の運営です。
運動会、学芸会、遠足、修学旅行、卒業式、入学式など、学校行事はPTAの力なくしては成り立ちません。
PTA役員は学校行事の企画、準備、当日の運営などを担います。
具体的には、以下のような業務を行います。
- 学校行事の計画・立案
- 予算の編成・執行
- ボランティアの募集・配置
- 当日の運営・進行
学校生活のサポート
PTAは、学校生活のサポートにも力を入れています。
具体的には、以下のような業務を行います。
- 学級委員会:学級の行事や委員会の運営、生徒の生活指導などを担当
- 給食委員会:給食の献立や配膳、給食費の徴収などを担当
- 図書委員会:図書館の運営、図書の選定や配架などを担当
- 体育委員会:体育祭や運動会の運営、体育用具の管理などを担当
- 保健委員会:保健室の運営、健康教育、健康診断などの実施などを担当
地域との交流
PTAは、地域との交流にも取り組んでいます。
具体的には、以下のような業務を行います。
- 地域の行事への参加
- 地域の団体との交流
- 地域の防犯活動や防災活動
- 地域の清掃活動
PTAの活動は学校の運営や教育活動を支えるだけでなく、保護者の交流や地域とのつながりを深める役割も果たしています。
PTAの役員は子どもたちの学校生活をより充実させるために、重要な役割を担っています。
もしPTA役員を務める機会があれば、子どもたちの成長を見守り、学校や地域の役に立てるよう積極的に取り組んでみたいという人もいます。
PTA役員を断りたい理由


PTA役員は、子どもの学校生活を支える重要な役割を担っています。
しかし、仕事や家庭の事情などで、PTA役員を断りたいという人もいるでしょう。
ここでは、PTA役員を断りたい理由としてよく挙げられるものを詳しく解説します。
小さい子(未就学児)がいる
小さい子どもがいるからというのは、PTA役員を断りたい理由としてよく挙げられます。
子どもの世話や習い事などで忙しく、PTA役員の仕事に十分な時間を割くことができないからです。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
- 子どもがまだ小さく、一人で留守番ができない
- 子どもの習い事や塾の送り迎えがある
- 子どもの世話で体力的にも厳しい
子どもの世話や仕事との両立が難しいという人は、PTA役員を断ることを検討してもよいでしょう。
妊娠中
妊娠中の場合、体調や健康面に不安があるため、PTA役員を断りたいという人もいるでしょう。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
- つわりや体調不良で、無理がきかない
- 体重増加や腰痛などの妊娠特有の症状で、活動が制限される
- 出産や育児に備えて、体力や気力を温存したい
また、妊娠中は体調の変化や急な予定変更などに対応しづらいというデメリットもあります。
そのため、妊娠中のPTA役員を断りたいという人は、無理をせずに断ることが大切です。
転勤が多い仕事をしている
転勤が多い仕事をしている場合、PTA役員を断りたいという人もいるでしょう。
PTA役員は1年間の任期で活動することが一般的です。
しかし、転勤が多い仕事をしていると学期途中で転校する可能性もあります。
そのため、1年間の役員活動を完了することが難しいと考え、PTA役員を断りたいと思う人が多いようです。
すでに下の子・上の子の役員になっている
下の子や上の子が同じ学校に通っている場合、両方の子どもの役員を兼任することになります。
これは、時間や労力の負担がさらに大きくなります。
選ぶ側からすれば経験者にやって欲しいという気持ちがあるかも知れませんが、やる方としては当然負担が増えてしまうので断りたいと思う人もいるでしょう。
過去に役員になったことがある
過去にPTA役員になったことがある場合も、PTA役員の大変さを理解しているはずです。
しかし過去に役員経験がある人は免除されやすいので、断りたい場合は理由を添えて断りましょう。
家族の介護・家庭の事情がある
家族の介護をしている場合もPTA役員としての活動に十分な時間を確保できない可能性があるため、引き受けるのは難しいと考えられます。
自分や子供に持病がある
自分や子供に持病がある場合、PTA役員の活動に支障をきたす可能性があります。例えば、
- 自分や子供が体調を崩して、急な用事が発生する可能性がある
- 自分や子供が通院や入院する可能性がある
などです。
無理して引き受けても周りに迷惑をかけてしまうかも知れないので、難しそうであれば断りたいと思うでしょう。
求職中
求職中の場合、仕事の状況が不安定であるため、PTA役員の活動に支障をきたす可能性があります。例えば、
- 面接や試験のスケジュールが急に決まる可能性がある
- 仕事が決まらず、収入が不安定になる可能性がある
- 転職先の希望条件によっては、PTA役員を務めることが難しくなる可能性がある
などです。
このような場合は求職中であることを正直に伝え、PTA役員を務めることで仕事探しに支障をきたす可能性があることを説明しましょう。
出張や残業が多い仕事をしている
出張や残業が多い仕事をしている場合、PTA役員の活動に支障をきたす可能性があります。
特に海外出張や長期出張がある仕事だと、PTA役員を務めることは難しいので断りたいと思うでしょう。
共働きで忙しい
共働き世帯が増えている昨今、仕事と家庭の両立が難しいという理由でPTA役員を断りたいと思う人は少なくありません。
PTA役員の仕事は学校行事の運営やPTA活動の企画・運営など、多岐にわたります。
特に、学校行事の運営は準備や当日の運営など、かなりの労力と時間を要します。
また、PTA活動の企画・運営も、会議や打ち合わせなど、勤務時間外に時間を割かなければなりません。
そのため、仕事と家庭の両立が難しい共働き世帯にとっては、PTA役員の仕事は負担が大きすぎると言えるでしょう。
パートナーに反対されている
パートナーにPTA役員を反対されているという理由で、断りたいと思う人もいます。
PTA役員の仕事は時間や労力だけでなく、精神的にも負担が大きいものです。
そのため、パートナーから「PTA役員をするのは無理だと思う」「家事や育児が大変になるから、辞めてほしい」などと反対されるケースもあります。
このような場合には、パートナーの意見を尊重してPTA役員を辞退するのがよいでしょう。
母子家庭・父子家庭
母子家庭や父子家庭の場合、一人で子どもを育てているため、PTA役員の仕事は負担が大きすぎると言えるでしょう。
PTA役員の仕事は、子どもの学校行事の運営やPTA活動の企画・運営など、子どもに関わる仕事が多いです。
そのため、子どもの世話や学校行事の送迎など、家事や育児の負担も大きくなります。
また、PTA役員の仕事は勤務時間外に時間を割かなければならないケースも少なくありません。
そのため、一人で子どもを育てている場合にはPTA役員の仕事は難しいと言えるでしょう。
自信がない
PTA役員を断りたい理由として、最もよく挙げられるのが「自信がない」というものです。
具体的には、以下の理由が挙げられます。
- リーダーシップやマネジメント能力が不足している
- 学校行事や子どもたちの学習支援に関する知識や経験がない
- PTA活動の進め方やルールがわからない
PTA役員は学校行事の運営や、子どもたちの学習支援など、さまざまな業務を担当します。
そのため、リーダーシップやマネジメント能力、学校行事や子どもたちの学習支援に関する知識や経験が必要となります。
また、PTA活動の進め方やルールを理解しておくことも大切です。
もしこれらの能力や知識、経験が不足していると感じている場合は、PTA役員を断る理由として「自信がない」と伝えるとよいでしょう。
めんどくさい・やりたくない
PTA役員を断りたい理由として、単に「めんどくさい・やりたくない」と感じることも少なくありません。
PTA役員は、学校行事の運営や、子どもたちの学習支援など、多くの時間を割かなければなりません。
また、PTA活動には、さまざまな意見や考えを持つ人々が関わるため、トラブルに発展する可能性もあります。
ただし「やりたくないから」が断る理由でそれを正直に伝えてしまうと、周囲の人に不快感を与えてしまう可能性があるため注意が必要です。
PTA役員になるメリット


PTA役員を断りたい人も多いと思いますが、メリットもあるのでそれを知っておくといいでしょう。
保護者から情報を得ることができる
PTA役員になると学校行事や学校運営に関する情報を、保護者から直接聞くことができます。
子どもが学校でどのような活動をしているのか、学校の課題は何かなど、普段はなかなか得られない情報を得ることができます。
また、PTA役員同士の交流を通して他の保護者の考えや意見を知ることもできます。
先生方と交流できる
PTA役員になると、学校行事の準備や運営を通して先生方と直接交流することができます。
先生方の考えや仕事ぶりを直接知ることで、子どもたちの学校生活をより深く理解することができます。
学校に提案しやすくなる
PTA役員になると、学校に意見や提案をしやすくなります。
会議などで直接会って話せるので、保護者としての考えを学校に伝えやすくなります。
子どもの教育のために、学校に何かを変えてほしいという思いがあれば、PTA役員という立場を活用して実現につなげることができます。
学校での子どもの様子を近くで見られる
PTA役員になると、学校行事やイベントの運営を通して学校での子どもたちの様子を近くで見ることができます。
子どもたちの成長や活躍を間近で感じることができます。
具体的には、以下のようなメリットが挙げられます。
- 子どもの学校生活をより深く理解できる
- 学校の運営や行事に携わることで、子どもたちの教育環境をより良くすることができる
- 他の保護者と交流することで、子育てに関する情報やサポートを得ることができる
もちろん、PTA役員には責任や負担も伴いますが、それ以上に得られるメリットも大きいと言えるでしょう。
PTA役員になるかどうかは、ご自身の家庭の状況や考え方によって判断すべきです。
しかし、PTA役員を経験することで、子どもの学校生活や教育により深く関わることができるようになります。
PTA役員になるデメリット


PTA役員になるデメリットは、主に以下の3つが挙げられます。
時間の拘束
PTA役員の活動は、学校行事の運営や学校への寄付金集め、PTA会報の編集など多岐にわたります。
そのため、活動に伴う会議や打ち合わせ、準備や当日の運営など多くの時間を拘束されることになります。
特にフルタイムで仕事をしている保護者の場合、PTA活動のために勤務時間の調整をしたり、場合によっては有給を消化する必要も出てくるでしょう。
また、子どもの習い事や家事との両立も難しくなる可能性があります。
人間関係のトラブル
PTA役員は、学校や地域の保護者たちと協働して活動を進めていきます。
そのため、人間関係のトラブルが生じる可能性も少なくありません。
例えば活動の進め方や意見の食い違いなどから、役員同士の不仲や役員と保護者とのトラブルに発展するケースも見られます。
費用の負担
PTA活動には、活動費や会費などの費用がかかります。
PTA会費は学校によって金額が異なりますが、一般的には月額500円~1,000円程度です。
そして役員会費は役員の負担で賄われるため、月額数百円~数千円程度のケースが多く、役員によっては活動費や会費の全額を負担する必要がある場合もあります。
これらのデメリットを踏まえて、PTA役員になるかどうかを検討することが大切です。
PTA役員になることで子どもの学校生活や学校行事に深く関わることができ、子どもの成長を間近で感じることができます。
また、PTA役員を通じて地域の保護者たちと交流する機会も得られます。
しかし、その一方で時間の拘束や人間関係のトラブル、費用の負担などのデメリットがあることも理解しておきましょう。
PTA役員のやってはいけないNGな断り方


PTA役員を断る際には、相手の気持ちに配慮し、丁寧な断り方を心がけることが大切です。
ここでは、PTA役員を断る際にやってはいけないNGな断り方について解説します。
一度受けたのに断る
PTA役員をお願いされた際に、一度は引き受けたのに後になって断るというのはNGです。
一度PTA役員を引き受けた以上、最後まで責任を持ってやり遂げるのがマナーです。
もし、どうしても辞退したい場合は早めに連絡をとり、理由を丁寧に説明しましょう。
嘘をつく
PTA役員を断る理由として、嘘をつくのもNGです。
もし嘘がばれると、信頼を失ってしまいます。
そして悪評が広まってしまうと、最悪子どもにも影響が出てしまう可能性もないとは言い切れません。
もし本当の理由を言いづらい場合は、「家庭の事情」など、具体的に言い過ぎない程度の理由を述べましょう。
「やりたくない」というやる気の問題
「やりたくない」という気持ちは、誰にでもあるでしょう。
しかしそれをそのまま断る理由として使ってしまうと、引き受けた人は「人が嫌がる仕事をしている」と感じるかも知れません。
そうなると他の保護者の方との関係性も悪化する可能性もあります。
曖昧な返事をする
PTA役員を断る際に、曖昧な返事をするのもNGです。
例えば、「考えます」や「検討します」といった曖昧な返事をすると、相手に誤解を与えてしまいます。
断る意思がある場合は、はっきりと断りの返事をしましょう。
理由を言わない
PTA役員を断る際に、理由を言わないのもNGです。
理由を言わないと、相手は「なぜ断られたのか」と納得できないでしょう。
断る理由がある場合は、丁寧に説明しましょう。
最後まで話を聞かずに拒否
PTA役員をお願いされた際に、最後まで話を聞かずに拒否するのもNGです。
最後まで話を聞かずに拒否してしまうと、相手から「話を聞いてもらえなかった」と失礼な印象を与えてしまいます。
仮に最初から断りたい気持ちがあったとしても、最後まで話を聞き、理解した上で断りの返事をしましょう。
嫌そうな顔をする
PTA役員をお願いされた際に、嫌そうな顔をするのはNGです。
嫌そうな顔をすると、当然ですが相手に悪印象を与えてしまいます。
PTA役員を断る際には、申し訳ないという感じで丁寧に断りの返事をしましょう。
推薦してくれたことに対してお礼を言わない
PTA役員をお願いされた際に、推薦してくれたことに対してお礼を言わないのもNGです。
推薦されたということは、



この人なら安心して任せられるわ
と、信頼してくれているということです。
なので推薦してくれた人に対してお礼を言うことで、感謝の気持ちを伝えることができます。
また、推薦してくれた人に対して丁寧な断りの返事をすることで、相手の気持ちに配慮することができます。
PTA役員を角が立たないように断るときのポイント


PTA役員は仕事や家事などで忙しい人にとっては、役員を引き受けるのは負担になることもあります。
そんなときには、角が立たないように断ることが大切です。
そこで、今回はPTA役員を断るときのポイントをご紹介します。
断る理由を明確に伝える
断る理由を明確に伝えることで、相手も納得しやすくなります。
仕事や家事などの理由であれば、具体的な内容を伝えるとよいでしょう。
また、体調や健康上の理由であれば、病院の診断書などを添えると信頼感が増します。
例えば、次のような断り方が考えられます。
- 「仕事の都合で、残業や休日出勤が多く、役員を務める時間が確保できません」
- 「家事や育児で手がいっぱいで、役員を務める時間や体力がありません」
- 「持病があり、体調を崩しやすいため、役員を務める自信がありません」
感謝の気持ちを伝える
役員をお願いされたことを感謝の気持ちを伝えましょう。
先ほども書きましたが、お願いされたということは信頼されているということです。
そのことに対してまずは感謝をしましょう。
例えば、断る前に次のような言葉を添えるとよいでしょう。
- 「PTA役員のお願いをいただき、ありがとうございます。子どもの学校生活に貢献できる機会をいただき、光栄に思います。しかし・・・」
- 「PTA役員を引き受けてほしいと声をかけていただき、ありがとうございます。子どもの学校生活のために、PTAの活動がとても重要だと感じております。しかし・・・」
- 「PTA役員を引き受けてくださる保護者の皆様には、本当に頭が下がります。私も、できる限り協力したいと思っておりますが・・・」
最初に感謝の言葉を添えることで、同じ断る結果になったとしても、印象は大きく変わってきます。
今後の協力の意思を伝える
断ったとしても、今後は可能な限りPTA活動に協力したい旨を伝えましょう。
具体的には、次のようなものが挙げられます。
- PTAの行事に参加する
- PTAの委員会を支援する
- PTAのボランティアに参加する
このように今後もPTA活動に協力したい旨を伝えることで、相手も納得しやすくなります。
PTA役員の上手な断り方の文例


それではPTA役員の断り方の文例をご紹介します。
小さい子(未就学児)がいることを理由に断るときの文例
小さい子どもがいる場合は、育児にかかる負担を理由に断ることができます。
お世話になっております。PTA役員の推薦をいただき、ありがとうございます。しかし、現在小さい子どもが2人おり、育児に追われております。そのため、役員を引き受けることは難しい状況です。お忙しいところご連絡いただき、ありがとうございました。
妊娠中を理由に断るときの文例
妊娠中の場合は、体調や出産後の予定を理由に断ることができます。
お世話になっております。PTA役員の推薦をいただき、ありがとうございます。しかし、現在妊娠しており、体調に不安があります。また、出産後の予定も未定のため、役員を引き受けることは難しい状況です。お忙しいところご連絡いただき、ありがとうございました。
転勤・引越しの可能性があることを理由に断るときの文例
転勤・引越しの可能性がある場合は、その可能性を理由に断ることができます。
お世話になっております。PTA役員の推薦をいただき、ありがとうございます。しかし、現在転勤の可能性があるため、役員を引き受けることは難しい状況です。その代わり、可能な限りPTA活動にご協力させていただきたいと思います。お忙しいところご連絡いただき、ありがとうございました。
すでに下の子・上の子の役員になっていることを理由に断るときの文例
すでに下の子や上の子のPTA役員になっている場合は、そのことを理由に断ることができます。
お声掛けいただき、ありがとうございます。実は現在、すでに上の子のPTA役員を務めており、これ以上は仕事や家事との両立が難しいため、今回はご辞退させていただきたく存じます。
過去に役員になったことがあることを理由に断るときの文例
過去にPTA役員を務めたことがある場合は、その経験を踏まえて、断ることができます。
〇〇の母親の〇〇です。本日お電話をいただき、PTA役員の推薦をいただいたことを心より感謝申し上げます。しかし、以前にもPTA役員を経験させていただき、その際に仕事や家庭との両立に苦労した経験があり、今は役員を務める余裕がない状況です。そのため誠に恐縮ですが、今回はPTA役員を引き受けることは遠慮させていただきたいと思います。PTAの活動にご尽力されている皆様のお力に、心より感謝申し上げます。
家族の介護・家庭の事情があることを理由に断るときの文例
家族の介護を抱えている場合は、そのことを理由に断ることができます。
お声掛けいただき、ありがとうございます。しかし我が家では祖母の介護をしており、役員を務める時間を確保するのが難しいです。体力的にも精神的にも余裕がないため、今回はご辞退させていただきたく存じます。
自分や子供に持病があることを理由に断るときの文例
自分や子供に持病があり、役員を務める時間が確保できない場合は、以下の文例を参考にしてみてください。
〇〇役員候補に選んでいただき、ありがとうございます。しかし、私の〇〇(持病の名称)という持病のせいで体調管理が難しく、役員を務める時間が確保できません。申し訳ございませんが、ご辞退させていただきます。
お世話になっております。PTA役員の推薦をいただき、ありがとうございます。子供に〇〇という持病があり、日々の生活や通院で多大な時間を要しています。そのため、PTA役員の業務に十分な時間を確保することが難しい状況です。なので今回はご辞退させていただきたく存じます。
ただし病気のことはデリケートなことなので、言いにくい場合は病気の詳細までは言わなくてもいいでしょう。
求職中を理由に断るときの文例
求職中で、役員を務める余裕がない場合は、以下の文例を参考にしてみてください。
〇〇役員候補に選んでいただき、ありがとうございます。しかし現在求職中で、仕事が決まるまでは求職活動に専念したいため、役員を務める時間が確保できません。申し訳ございませんが、ご辞退させていただきます。
出張や残業が多い仕事をしていることを理由に断るときの文例
出張や残業が多い仕事をしていて、役員を務める時間が確保できない場合は、以下の文例を参考にしてみてください。
お世話になっております。PTA役員の推薦をいただき、ありがとうございます。しかし私の仕事は海外出張や残業が多く、役員活動に十分な時間を割くことができません。申し訳ございませんが、今回はご辞退させていただきたいと思います。
共働きで忙しいことを理由に断るときの文例
共働きで忙しいことを理由に断るときは、以下のような文例が考えられます。
〇〇役員の推薦、ありがとうございます。〇〇さんのお子さんと同じ学年のお子さんを持つ保護者として、PTA活動に貢献していきたいという思いは十分に理解しております。しかし、私は現在共働きで多忙なため、PTA役員を務めることが難しい状況です。ご期待に添えず申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。
母子家庭・父子家庭を理由に断るときの文例
母子家庭・父子家庭を理由に断るときは、以下のような文例が考えられます。
〇〇役員候補に選んでいただき、ありがとうございます。しかし、私は現在母子家庭(父子家庭)で、子育てと仕事の両立に苦慮しているため、PTA役員を務めることが難しい状況です。ご期待に添えず申し訳ございませんが、今回はご辞退させていただきたいと思います。
自信がないことを理由に断るときの文例
自信がないことを理由に断るときは、以下のような文例が考えられます。
この度はPTA役員の推薦をいただき、誠にありがとうございます。しかしながら私は役員活動の経験がなく、また自分の能力に自信がないため、今回ご推薦いただいた役員を辞退させていただきたく存じます。申し訳ございませんが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。なお、今後もPTA活動に協力させていただきたく考えておりますので、ご機会がございましたらよろしくお願い申し上げます。
「自信がない」だけでは理由としては弱いかも知れませんが、最後に「自信がない自分でも協力だけは可能な限りさせて欲しい」という気持ちを伝えることで、だいぶ印象は変わると思います。
PTA役員に選ばれないようにする方法


PTA役員を断るのは気が引けますが、その前に選ばれないようにできたら断る必要もありません。
今回はPTA役員に選ばれないようにする方法について、いくつかのアイデアをご紹介します。
PTA役員と仲良くしない
PTA役員は、役員決めの際に他の役員と相談しながら候補者を決めることが多いようです。
そのため、PTA役員と仲良くしていると役員をお願いされる可能性が高くなります。
そこで、PTA役員と仲良くならないようにできるだけ接触を避けましょう。
保護者会や学校行事に参加する際もPTA役員とは別のグループで行動したり、一人で行動したりするなどして、距離を置くようにするとよいでしょう。
先生とあまり話さない
先生も役員決めの際に、積極的に活動している保護者を役員に選ぶ傾向があります。
そのため、先生とあまり話さないようにすることで、役員に選ばれる可能性を下げることができます。
ただし、先生とまったく話さないようにすると学校生活に支障をきたす可能性もあるので、注意が必要です。
最低限の挨拶やコミュニケーションは取りつつ、あまり積極的に先生と関わらない程度にしておきましょう。
目立たない
PTA役員は学校行事やPTA活動などで目立つことが多いため、目立たないようにすることで、役員に選ばれる可能性を下げることができます。
保護者会や学校行事に参加する際は、あまり前に出ないようにしましょう。
また、PTA活動に参加する際にはできるだけ裏方の仕事を引き受けるなどして、目立たないようにするのも効果的です。
その他
上記のほかにも、役員決めの際にストレートに「役員になりたくない」と伝える方法もあります。
ただし、この方法はPTA役員をお願いされた他の保護者から反感を買う可能性があるため、注意が必要です。
また、PTA役員の任期を決めるときに、6年間に一度だけ役員をすればよいというルールを設けている学校もあります。
このような学校に通っている場合は、役員を決める際に「6年間に一度だけ役員をした」と伝えることで、役員に選ばれる可能性を下げることができます。
PTA役員は、子どもたちの学校生活を支えるために重要な役割を担っていますが、仕事の負担も大きいため、無理して役員を引き受ける必要はありません。
上記のアイデアを参考にして、PTA役員に選ばれないように工夫してみてはいかがでしょうか。
PTAのよくある質問


PTAは学校行事や授業支援、部活動の運営など、さまざまな活動を行っています。
しかし、PTAに関するルールや役割など、よくわからないことも多いのではないでしょうか。
そこで、今回はPTAに関するよくある質問をまとめてみました。
PTAはなんの略?
PTAは、Parent-Teacher Associationの略です。
日本語では、保護者会や学校運営協議会とも呼ばれています。
PTAがなくならない理由
PTAがなくならない理由は、大きく分けて以下の2つです。
- 学校教育の支援という役割を担っていること
- 地域コミュニティの拠点となっていること
1つ目の理由である「学校教育の支援」は、PTAの最も重要な役割です。
PTAは学校行事や授業支援、部活動の運営など、学校教育を支えるさまざまな活動を行っています。
これらの活動は学校の予算や人員だけでは賄うことが難しいため、PTAの協力が不可欠です。
2つ目の理由である「地域コミュニティの拠点」は、PTAの近年注目されている役割です。
PTAは保護者や地域住民が集まる場であり、地域の交流や連携を促進する役割を担っています。
核家族化が進み、地域のつながりが希薄化する中で、PTAは地域コミュニティの活性化に貢献しています。
PTAを廃止(解散)した学校もある?
先ほどPTAがなくならない理由を書きましたが、2023年12月現在、PTAを廃止した学校は全国で少なくとも50校以上あるとされています。
PTAは本来は任意参加のボランティア団体ですが、実際には多くの学校で役員の押し付け合いや協力の強制など、様々な問題が指摘されています。
また、少子化や核家族化の進展により保護者の参加意欲が低下していることも、PTAの廃止が進む背景の一つと考えられています。
PTAの廃止は、保護者の負担軽減や学校と保護者の連携の新たな形を模索する上で、一つの選択肢として注目されています。
PTAに入らないとどうなる?
PTAは任意加入団体なので、入会しなくても法律的に何の問題もありません。
そしてPTAに入らないと、以下のような影響を受ける可能性があります。
- 会費を支払う必要がない
- 役員を務める必要がない
- 学校行事への参加が制限されることがある
具体的にはPTAが主催する行事やイベントに参加できない場合があります。
また、学校からの連絡や情報提供を受けられない場合もあります。
ただし、PTAの活動は学校の運営や教育活動を支えるものであり、子どもの学校生活に直接影響を与えるものではありません。
しかし、近年ではPTAの未加入世帯に対する対応が厳しくなっている傾向があります。
例えばPTAが主催する行事やイベントに参加できない場合、子どもに記念品やプレゼントを渡さないなどの対応をするPTAもあります。
したがってPTAに入会するか否かは、子どもの学校生活や教育活動にどのような影響が出るかを慎重に検討する必要があります。
PTA役員に選ばれる人の特徴は?
PTA役員に選ばれる人の特徴は、以下のとおりです。
- 子どもの教育に関心が高い人
- 学校や地域への貢献をしたいと思っている人
- リーダーシップや協調性がある人
PTA役員は、学校や地域の教育環境をより良くするために、重要な役割を担っています。
PTA役員に興味がある人は、ぜひ立候補を検討してみてはいかがでしょうか。
PTAのルールは?
PTAのルールは学校や地域によって異なりますが、一般的には以下のようなルールがあります。
- PTAは任意団体であり、入会は強制されない
- PTAの活動は、学校教育の支援を目的とする
- PTAの活動は、地域住民の協力を得て行う
PTAのルールを理解した上で、活動に参加するようにしましょう。
PTA総会とは?
PTA総会とは、PTAの最高決議機関である総会です。
PTA総会はPTAの最高決議機関であるため、PTAの活動に関する重要な事項を議論・決定する権限があります。
PTAに加入している会員全員が出席する必要があるのは、PTAの活動は会員の合意に基づいて行われるためです。
議題としては、主に以下のようなものが挙げられます。
- 昨年度の事業報告と収支決算
- 新年度の事業計画と予算案
- 役員の改選
- 規約の改定
- その他、学校運営に関する事項
PTA総会は、PTAの活動を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。
小学校・中学校のPTAの年間の会費はいくらくらい?
PTAの会費は学校によって異なります。
小学校も中学校もPTA会費の平均額は学校によって異なりますが、おおよそ年間2,000円から5,000円前後が一般的です。
ただし学校によって異なるので、あくまでも目安としてご理解ください。
PTAは退会可能?
PTAは任意の団体であるため、退会は自由です。
退会手続きは、PTAのホームページや学校で入手した退会届をPTAに提出するだけです。
退会届を提出すると、PTAから退会手続き完了の連絡が届きます。
なお、退会届を提出する前にPTAの役員に退会の意向を伝えておくと、スムーズな退会手続きが可能です。
また、PTAによっては退会届の提出期限を設けている場合があるので、退会を希望する場合は早めに退会届を提出するようにしましょう。
以下に、PTAの退会手続きの流れをまとめます。
- PTAのホームページや学校で退会届を入手する。
- 退会届に退会する旨、退会日、児童名(生徒名)と学年クラスを記載する。
- 退会届をPTAに提出する。
- PTAから退会手続き完了の連絡を受ける。
専業主婦だと役員に推薦されやすい?
一般的には、専業主婦の方がPTA役員に依頼されやすい傾向にあります。
その理由としては、「時間の余裕があるから」になります。
これはあくまでも「仕事をしている人と比べたら」ということで、専業主婦が暇という訳ではありませんが、仕事をしている人と比べたらやはり時間に余裕はあると思われやすいです。
なので仕事が忙しいと理由で辞退する人がいた場合、同じ理由が使えない人が選ばれやすくなる傾向にあります。
まとめ:PTA役員を断るときは明確な理由を伝えよう!


今回は小学生や中学生の子を持つ親が気になるPTAについてと、PTA役員に推薦された時の断り方について解説してきました。
「PTA役員」と聞いて、



なんとなくめんどくさそうだから、やりたくないなぁ
と思うのではなく、まずはどんな活動をしているのか、そして活動することによって何が得られ、参加しなかったらどんなデメリットがあるのかよく考えましょう。
ある意味、子どもがいる親にしかできないことなので、気乗りしなかったとしても引き受けてみることも検討してみても良いかも知れません。
以上になります。

